『ディライラ』は、言わずと知れたトム・ジョーンズの大ヒット曲です。ステージでトムが歌えば、観客は、大合唱します。日本では、この曲より、『ラブミートゥナイト』や『よくあることさ』の方が、受け入れられているようなイメージがあります。ヒット曲が多数あり、1940年生まれで現在82歳。未だに、活躍しているが、奥さんが、亡くなってから、少し、活動が少なくなっているようです。彼の声は、『ザ・ボイス』とか『タイガー』と言われ、圧倒的大音声は、スゴイとしか言いようがありません。
目次
Ⅰ トム・ジョーンズについて
Ⅱ 癒しの音楽編 『ディライラ』トム・ジョーンズ
Ⅲ 感謝する事について
Ⅰ トム・ジョーンズについて
トム・ジョーンズ(1940年生まれ)は、イギリスの南ウェールズ生まれで、本名は、トーマス・ジョーンズ・ウッドワードと言います。トム・ジョーンズの芸名は、フィールディングの小説『トム・ジョーンズの華麗な冒険』から拝借したようです。
彼のデビューは、トム・ジョーンズとセネターズからだと思います。YouTubeで1964年のビデオで、Chills and Feverという曲を歌っていたようです。ヒット曲は、『何かいい事ないか子猫ちゃん』(1965年)から始まり、『サンダーボール』(1965年、『思い出のグリーングラス』(1966年)グラミー賞の新人賞、『忘れじの感傷』(1967年)、『家路』(1967年)、『ディライラ』(1968年)『ささやく瞳(1968年)、『ラブミートゥナイト』(1969年)、『最後の恋』(1969年)、『悲しき呼び声』(1970年、『ドータ—・オブ・ダークネス』(1970年)、よくあることさ』(1970年)、『アイ』(1970年)、『愛の誓い』(1971年)、『シーズ・ア・レディー』(1971年、『パペットマン』(1971年)、『ライダース・イン・ザ・スカイ』(1971年)、『見果てぬ夢』(1971年)等です。一人の男性ボーカリストが、立て続けにこれだけのヒット曲を連発していったのは、エルビス・プレスリーとマイケル・ジャクソンとエルトン・ジョンくらいでしょうか。1965年から1970年代の彼の活躍は、凄かった。当時の朝のバラエティ番組で、彼の事が、取り上げられ放送されていた事を思い出しました。また、日本公演の時、日本の並みいる歌手たちが、観客として参観した後、マスコミのインタビューに答えている所を覚えています。当時の外国タレント達は、日本武道館で公演するのが、常でした。トム・ジョーンズも1973年と74年に来日し、二回ずつ武道館で公演しています。マスコミのインタビューは、そのどちらかを見たのだと思います。我が町近くの北九州総合体育館でも公演したので、行けばよかったのですが、19歳の私には、行くだけのお金がなく、ただ、残念としか言いようがありませんでした。
彼の活躍は、まだまだ、続き、2021年のアルバムが全英一位を獲得しています。これは、新曲を含んだアルバムで最高の年齢(当時80歳)でした。衰え知らずのトム・ジョーンズです。
Ⅱ 癒しの音楽編 『ディライラ』トム・ジョーンズ
『ディライラ』は、1968年に発表されたシングルです。メロディーはともかく、歌詞が強烈過ぎて、ここに紹介すべきかどうか考えあぐねた結果、今日まで、伸ばし伸ばし、45回目のブログで紹介という事になりました。今回、問題の歌詞については、一切紹介せず、曲の雰囲気だけ紹介していく事にしました。英語が分かる方は、ご勘弁ください。
この曲の歌詞はバリー・メーソン、音楽はレス・リード。曲のジャンルは、パワーバラード。というだけあって、パワフルな声量のいる曲です。リズムは、フラメンコ調になっています。調子がいいので、錆の部分の「My,My,My,Delilah,Why,Why,Why,Delilah」の所で、ライブでの観衆が、楽しそうに歌っています。歌詞が歌詞だけに、大合唱するのは日本人としては、違和感があります。とはいえ、この曲は、聴く人達に一体感を持たせ、元気づける曲になっているのは確かな気がします。トム・ジョーンズは、エド・サリバンショウで、この曲を歌いますが、この中の歌詞が検閲官にひっかかり、歌詞を変えさせられて歌ったようです。勿論、トム・ジョーンズは、「そのようなでたらめ」と言って、怒っていたようです。
歌詞の内容の為に、トラブルがおきたこの曲ですが、内容があまりわからない日本人には、特に私には、何の障害や違和感もなく歌っていました。私が、今まで紹介してきたオペラは、劇中で、様々な不幸な悲劇的な事件がおきます。その中で、歌われる歌は、素晴らしいものがたくさんあります。オペラ作家が、そういう事件を肯定する事は、考え固く、寧ろ、あって欲しくないがための渾身の芸術だと考えます。
ここで、再度確認しますが、こういう音楽は、人を癒すためや元気づけるためのものです。決して、人の不幸を煽るものであってはなりません。あくまで、楽しみとして歌う事に位置づけ、音楽を、扇動悪用される事のないようにしたいものです。
Ⅲ 感謝する事について
さて、世の中は、世のため人のためと思った事もそうとられず、逆の意味にとられる事もあります。また、自分がした事でもないのに、悪くとられる事もあります。思うように行かないのが世の常というものでしょう。また、マスコミでは、いい事より悪いニュースばかり流されています。これでは、どうもがいても、明るくふるまいようがありません。
そこで、明るいニュースを一つ紹介したいと思います。YouTubeで聞いた内容です。本当かどうかは、実際に試してみて欲しいと思います。私は、実際に効果が上がっています。どんな事かと言いますと、簡単です。本当に簡単です。「ありがとう。」をただ、言い続けるのです。たくさん言えば言う程効果があるようです。言うだけでなく、目にするだけでも何となく良い気分になります。Neospacefuuには、この言葉が部屋中に張り巡らされています。私の感覚としては、やはり、数多く言う程に効果があるように思います。2021年から唱え始めて、現在、71万回を超えています。ついに、昨年の暮れに、自分の年の一万倍を乗じた数の66万回を超えました。腰痛になった時、頭が痛くなった時等に、「ありがとう」を言いながら、レイキをします。すると、不思議に、痛みが和らぎます。本当に不思議としか言いようがありません。この感謝の言葉を唱えたり書いたりすると、人は、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン等のホルモンが出るという事が実証されているそうです。いい加減に言っても効果があるようですが、やはり、気持ちを込めて言った方が、このホルモンがたくさん出るような気がします。この前向きで気分を盛り上げ、幸せな気分になる事は、二度とない人生にとって、多くのメリットを産みます。そのメリットとは?
スコット・アランが『感謝の習慣』で書いていることを箇条書きします。身の回りのものに感謝をする心を持つことは、不安と苦悩を和らげ、魂を癒してくれる妙薬とこの書物は書いてあるそうです。しかも、その効果は、すぐに、実感できるそうです。YouTubeで、要約して話されている事を次に箇条書きします。
感謝する事の具体的メリットとして(5つ)
〇本当の心の豊かさと真の幸福が得られる
〇メンタルと肉体がみるみる健康になる
〇強欲を抑えることが出来る
〇欠乏意識から脱却できる
〇失敗を乗り越えることが出来る
ここで、感謝の心を育む最高のエクササイズを箇条書きします。(5つ)
〇朝の感謝リスト 夜の感謝リスト をノートに書く
〇ポジティブな言葉を日記に書く
〇自分に思いやりを持つ
〇10分間の感謝タイムを持つ
〇幸せな時を思い出す
以上が、要約になります。人は、感謝の心を持つことで、自分や周りの人そして物の大切さに気付き、自分や人や物に感謝し、有難うを心から言えるようになると思っています。私は、この全てを実践した訳ではありません。しかし、「ありがとう」の言葉は、小さい時から、知らず知らず、言い続けてきました。今から、思い返すと、どれだけの人達が、私を支え続けてくれてことか。数えたらきりがありません。それらの事を思い返すことで、自分の心は、とても、平和で落ち着いた気分になります。私の家族、両親、姉、担任の先生方、友達、合唱仲間、同僚の先生方、隣組の方々、地域の方々、そして、教え子達、義理のお兄さんと甥達、従妹・従兄達、叔父さんや叔母さん、ちょっと、変な付き合いにくい私に対し、本当によく関わってくれています。まだまだ、いっぱいいますが、これを言いだすと何かの授賞式の様なので言いませんが、思い出すと嬉しさが込み上げ、感謝せざるを得ません。そんな気になります。 最後に一つ、ここに書いたリストの一つに、「ありがとう」をたくさん唱える事と、人から「ありがとう」を言われる行動をする事を加えてみてはと考えます。私は、この言葉を唱えるようになってから、人生が、変わってきたことをブログに書かせてもらいました。どんな人もこういう言動があれば、『ディライラ』の歌詞のような悲劇が起こらなかったのではと考え、あえて、この曲を紹介しました。感謝する気持ちを持てば、どんな困難が起きても、乗り越え、幸福を実感できる人生を歩んでいける。感謝する気持ちを持って、レイキをする事で、幸せ、やる気、落ち着きホルモンが更に増幅します。Neospacefuu で、一人でも多くの方が、レイキのアチューンメントを受けられ、社会にレイキが幸せへのエクササイズとして、認知されるようになる事を祈り、このブログを閉じます。