左の写真は、6年前に松を伐採する前のものです。松の左には、緑の家と称する古い家がありました。その家も撤去し今は、ありません。松は、松くい虫が繁殖したためこういう事になりました。緑の家は、倒壊する前にという事で撤去しました。この土地に、数年前には家が4軒も建ってました。また、家の周囲には、無数と言っていいほどの樹木が生い茂っていました。その隙間をたくさんの雑草が繁茂します。今では、いくらか草取りは楽になったのですが、それでも、夏になると毎日のように草取りをしないと大変なことになります。今回は、その断片を書きたいと思います。
目次
Ⅰ 草との戦い
Ⅱ 『稲の旋律』との出合い
Ⅲ 変わっていく心と日常
Ⅰ 草との戦い
この項目では、最初は、草取りのストレスと書いていました。ですが、私にとってそんな生易しいものではありません。特に、夏になると草が生えるスピードは、びっくりします。一週間何もしないでおくと、とんでもない事になります。びっくりするのは、側溝に生えるドクダミ草です。ドクダミ草は、一本一本手で根から除かないと、すぐに生えてきます。タンポポは、見た目はいいのですが、花が咲いて種を飛ばすようになると、ところ構わず咲きます。根も取りにくいです。一度は、根負けして除草剤を撒いていた時がありました。撒いた後、確かに草は枯れます。しかし、その枯れた後の景観が生気が亡くなり、なんとも貧相になるのです。しかも、この除草剤、日本でしか販売されていません。私達の身体にどれほどの影響があるのでしょう。聞くと日本では二人に一人は癌にかかるそうです。日本では、食品添加物や化学肥料、殺虫剤そして、除草剤等が人の健康に害を与え、癌になる要因になっているのではないかという話もよく聞きます。それなのに、日本では、その規制が緩いという話も聞きます。本当の事は、分かりませんが、避けられるのであれば、避けた方が不安がなくなり、気持ちも落ち着くような気がします。とは言え、夏は、暑いし、虫や蚊もうるさく、仕事が中々はかどりません。そこで、考えたのが、防草シートなのです。シートを敷けば、何年かは、草は生える事はありません。ところがこれも、不都合なことが発生します。シートの汚れです。そして、隙間やシートの端に生える草です。この草が取れにくいのです。私の草取りの本能は、まだまだ続きます。応援を宜しくお願いします。
Ⅱ 『稲の旋律』との出合い
『稲の旋律』との出合いについては、ブログの「ストレスの話を続けます」でお話ししましたので、詳しくは割愛いたします。この映画は2010年頃です。その後でビデオを購入して感動した私は、『稲の旋律』の小説を購入しました。その話の中心は、引きこもりで人と話が出来なくなった主人公の千華が、ある自然栽培農家で農業の手伝いをするうち、自分自身を取り戻していく物語です。
映画の中で、千華が泥んこになるシーンがありますが、本来ならみっともないのに、信頼できる人達に囲まれていると、本人も周りも可笑しくなって笑い出します。きっと私も泥んこまみれになって草取りをしている姿も可笑しいに違いありません。みっともないなんて書きましたが、懸命にやった結果泥んこになったのです。清々しく何と気持ち良い事か。『稲の旋律』に出合うことで、私は、草取りをする事はきついですが、なんとなく楽しくなったのです。誰も私のやっているところを見ているわけではありませんし、評価をする人もいません。でも、私自身が見ているし、家族は見てくれています。その評価を大切にし、大事にしたいと思えるようになったのです。
Ⅲ 変わっていく心と日常
草取りを初めて、かれこれ十数年になります。先ほど書きましたように、草取りが嫌だったので、最初は、除草剤を撒いていました。しかし、除草剤のよくない評判を聞くと、とにかく自分の力だけでやれるだけやってみようと思ったのです。あまり長くは続かないのだろうと思っていましたが、この間大した病気もかからず、80kgあった体重が、73㎏位までになりました。腹位も少し減ったようです。退職した後は、一日が長く、今日何をして良いかわかりませんでしたが、段々、一日が短く感じるようになっています。というより、一週間が短く感じるようになっています。月曜日にブログを書き上げ、投稿するようにしていますが、月曜が来るのが速いのです。仕事をしている時は、月曜日が来るのが嫌でしたが、今では、そんな感じがありません。やる事が多くて、時間が足りないのです。仕事をしている時は、休みの日によく家の掃除(1時間程度)をしていたのですが、その掃除する時間さえも足りない感じがしています。やる事がたくさんあるという事。これは、幸せな事です。特にそれを感じるのは、土曜日です。毎週土曜日に私達家族は、実家に晩御飯をよばれに行きます。その実家には、90歳になる母が一人で住んでいます。90歳という高齢なので、心配な部分はあるのですが、本人は、料理が得意なので料理を身近な人達に食べてもらうことが、生きがいのようです。また、自分ができる事は全て自分でする。という事が、生きている証のようです。人は、誰しもやるべき事があるというのは、生きる活力(エネルギー)を産みます。家の片づけや掃除・洗濯そして料理等、一見どうでもいいような事でも、毎日続けていくとそれが生活のリズムとなり、健康増進に繋がります。自分が毎日やるべき仕事を見つけ、それを実行する事は、多少のストレスがあろうと乗り越えられるもののようです。やるべき事が何かまだ、見いだせていない方もおられるかもしれませんが、きっと、私の様にいつか、見つかると思います。
私は、草取りと映画と何の繋がりもない様な事が、化学変化をうみ、それがエネルギーとなり、Neospacefuuを起ち上げる事に繋がりました。まだ、Neospacefuuの周りの環境は、美しいと言えるまでになっていませんが、66歳の男と妻の力で、少しずつ、変えていこうと思っています。
Neospacefuuでは、生活リズムに変化を持たせるレイキヒーリングを行っています。また、絵画や図形、折紙、コースター等があります。家庭に様々な要素を取り入れる事で、生活リズムに変化を与え、皆様の生活が、負から正のスパイラルに移行できるようにお手伝いできればと考えています。