ストレスの話を続けます

 ストレスがたまるとやがて心身のどこかに無理が生じ、病気になります。長尾クリニックの長尾先生は、『病気の90%は歩けば治る』とYOUTUBEで話されています。この事に関しては、私もそう思います。が、中には、それをしたくても出来ない方もいます。例えば、車いすの方や、病気で既に寝込んでいる方がそうです。今から、私が書くことは、歩けない方に役立つのではと思い、自分なりの克服法を話します。
 私は、今まで心臓病、肺炎、腰椎ヘルニア、左ひざ半月板損傷、右ひざ関節炎、バセドウ病、鬱病、尿路結石、虫垂炎、等ありとあらゆる病気になりました。わたしは、入院中、恥ずかしい話ですが、痛みに耐えられず、「どうかして欲しい。痛み止めを打ってほしい。」と何度も看護士さんを呼びました。痛み止めを打ちしばらくは治まるのですが、また、痛くなると看護士さんを呼ぶのです。
 
 好きな音楽を聞く
 突然、何故こんな話をするのかと思われるでしょうが、「好きな音楽を聴く」という行動が、どれだけ私達の心に良いエネルギーを生むのかという事です。これなら、音楽プレイヤーのスイッチを押すだけですから、簡単にできます。今は、ヒーリングミュージックや眠りを誘う音楽等、多岐にわたるCDがあります。また、YOUTUBEを聞ける方は、聞きたい音楽を検索すれば、感嘆に聞くことができます。

 お勧めの音楽
 『パッヘルベルのカノン』は、私にとって、忘れられない音楽です。どうしてかというと、風呂給湯機のお湯が沸いた時の音楽だからです。この音楽を聞くと無性に風呂に入りたくなるのは、きっと、私の家と同じ型の風呂給湯機をお持ちの方は、皆そうに違いありません。その外にこの曲は、小学校の卒業式に必ずといっても良いほどかかる曲だからです。もう一つは、ミュージカル女優の新妻聖子さんが、映画初主演の「アンダンテ」の中に挿入された一曲だからです。かつて、音楽大学でピアニストを目指していた主人公の千華が、自分のピアノのレベルと他の学生のレベルの違いについていけず、ついには、挫折し登校拒否をするようになります。その中で、やっとの思いで就職した印刷所で取り返しのつかない失敗をします。耐えられなくなった千華は、ある日、都会の喧騒から逃げるように電車に乗ります。千華は、車窓から見た田園風景、たわわに実った稲穂の波の美しさに心を奪われます。そこで、主人公の心の中から忘れていた旋律(カノン)が蘇ります。彼女は、このピアノ曲を良く練習していたのです。彼女は、その駅で下車し、自分の心の内をさらけ出し助けを求める手紙を書きます。そして、その手紙をペットボトルの中に入れて、稲の中に置きます。
 ある日、千華にペットボトルを拾った農家の青年晋平から手紙が届きます。やがて、千華と晋平の手紙の交流が始まります。千華は、晋平の励ましでついには、かつて志したピアノへの情熱を取り戻します。千華は、この村でお世話になった人々が見守る中、グランドピアノが置かれた田んぼの一画でピアノを演奏します。パッヘルベルのカノンを・・・・・・・・。
 これは、人間再生の物語です。カノンを聞くとこの映画の場面を思い出し、つい涙ぐんでしまいます。そして、何故か力が湧いてきます。
 そして、もう一曲『太陽は燃えている』は、私の青春時代の思い出の一曲です。最初この曲を聞いたとき、英語の歌詞だったので、どこに太陽が出てくるのかなと思って聞いていましたが、最後まで聞いても太陽の歌詞は出てきません。でも、曲調が、何とも情熱的で太陽が燦燦と降り注ぐ中で朗々と歌い上げているような感じだったので、調べてみました。すると、原曲は、CUANDO CALIENTA EL SOLというスペイン語の題で太陽が照り付ける時という意味だそうです。それはともかく、私がいつも聞いていたのは、イギリスの歌手エンゲルベルト=フンパーディンクのものです。聞いていた当時、私は高校生でした。当時、彼のショウが、テレビで放映されていましたが、日本での人気は、今一で同時に放送されていたトム=ジョーンズの方がはるかに高かったようです。ところが、高校の文化祭の時、彼の太陽は燃えているの曲がかかっていたのです。私は、思わずその部屋に入ってみると、彼のシングルレコードのジャケットがありました。私は、このレコードを買ってなかったので、レコード屋さんに行って見ましたが、ありませんでした。そこで、LPの棚を探してみると、この曲が入った3000円の二枚組LPがあったのです。当時の私は、3000円なんて持っているわけがありません。私は、家に帰ると意を決して母に懇願しました。母になんて言ったのか全然覚えていませんが、何とかお金をもらい初めて買ったのが、この太陽は燃えているの曲が入ったLPです。このLPは、50年経った今でも持っています。私は、このレコードを、何度繰り返し聞いたことか。エンゲルベルトの声は、声楽的に言うとハイバリトン(テノールの一つ下の声)です。所が、私の声は、バス。つまり一番低い声です。レコードと一緒に声を出すのですが、どうしても高い声が出ません。私は、高校の合唱団で低い声が出る人がこの学校にいないという事で、音楽の先生から見込まれ、嫌々ながら合唱団に入ってしまいました。声楽の練習をすれば、自分もフンパーディンクのような声が出せるのではという密かな望みがあったからだと思います。残念ながら、今でも、あのような声は出せません。ですが、私が、苦しくつらい出来事にぶち当たり、心が折れてしまいそうになった時に、この歌を聞くと心の中にあるエネルギーが少しずつ沸いてくるのです。
 最後にもう一曲 パーシーフェイスの『夏の日の恋』です。この曲をいつ頃聞き始めたかは、思い当たりません。が、TVで避暑地の出来事という題の洋画を観てからこの曲をよく聞くようになったのだと思います。私の父の郷は、海がすぐ近くの神湊です。少年のころ、夏になると決まって神湊で海水浴をしました。その記憶と映画の中の場面がダブっているのかもしれません。この曲を聴くとあの夏の海を思い浮かべてしまいます。綺麗だったあの海とあのメロディーを・・・・・・・・。
 好きな音楽は、私達の心を癒します。と同時にかつて聞いた当時の思い出が鮮やかに蘇ります。まるで、タイムマシーンに乗ったかのように・・・・・・・・・。
 
 タイタニックが沈没する時、楽団員達は、逃げずに船に残り最後まで演奏を続けました。客は、この演奏のおかげで、落ち着きを取り戻し避難ボートに乗り込んだといいます。命のかかった時にさえ、音楽は、人々に大きな効果を発揮します。

 Neospace fuuでは、この音楽の効果を取り入れてレイキの施術をしています。音楽には、エネルギーがあります。このエネルギーを用いるだけでなく、絵画や図形のエネルギーそして、水のエネルギーを用いて施術します。どうぞ、他のサロンにはないエネルギーに包まれた異空間を体験し、ストレスから解放されましょう。

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